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1Q84 2巻
 1巻が面白すぎて、2巻は購入し、一気に読みました。

 これはロマンスだ。

 深い、深い、愛の物語だ。

 1巻は混沌とした展開で、青豆と天吾の関係はよくわからなかったが、ここでそれがはっきりとわかる。

 近いようで、遠い。

 出会えそうで、出会えない。

 感覚のチャンネルが切り替わりでもしない限り、すれ違うことすらできず、しかし、彼らは互いに互いを思い合っている。本人たちすらもわからぬほどに。

 20年越しの大恋愛。

 それも、その間、ただの一度も出会うことなく。
 今、この瞬間においてさえも。

 世界を越えて、彼らは邂逅できるのか?

 このような史上の愛を展開できる村上春樹は、さすがとしか言いようがない。

 3巻が非常に楽しみだ。
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1Q84
 現在、村上春樹の「1Q84」1巻を読んでます。
 図書館で予約半年待ちの末にようやく借りられました……長かった。

 村上春樹特有の意味深なキーワードの羅列に、
 巧みなレトリックで、物語の世界にぐいぐい引き込まれてしまう。
 「1Q84」の命名理由が明らかになったところでは、
 全身総毛立つような興奮に襲われた。

 今作は、青豆という女性と、天吾という青年との
 二人の視点が交互に切り替わる方式を取っている。
 「世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド」に似た方式だ。

 個性的なヒロインも多い。
 暗殺者でやや百合っぽい女性や、無口な不思議ちゃんなど、
 萌えの世界でよく見られるヒロインが出てくる。
 この辺りも、ヒット作になった要因なのだろう。

 宗教組織と二つの月。そして、「リトル・ピープル」

 これらのキーワードが一つに集約されるとき、
 「1Q84」世界に何が起こるのだろうか……
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台風
昨日の台風は凄かった。
大雨強風は勿論だが、交通への影響が半端なかった。

9時くらいには台風の目に入ったのか、
晴れ間が覗いていたが、JRは軒並み運行停止。
雨がなくても強風で電車はストップするのか。
警戒するのはいいが、少々過剰な反応だった気がしなくもない。

地下鉄や、JR以外の電車は多くが変わりなく運行していたのだが。
混雑が、これも半端ない。
入る方はまだましだったが、出る方は凄いすし詰め状態だ。
コミケの人混みを思い出した。
熱気で暑くなっており、振り返ればスーツ姿の人が汗をだらだらと。

10時ころになると、また大雨に逆戻ったが、
午後からは台風一過で好天気に。

みなさん、お疲れ様でした。
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2000本安打
 イチローがメジャー通算2000本安打達成。

 第1打席に二塁打を放って、あっさり達成。
 相変わらず、記録へあと1歩という状況に強い選手だな……
 感嘆する他ない。 
 
 到達に要した試合数こそ2位だったというが、
 9年で2000本安打を達成したのは史上初という。

 イチローはまだまだ止まることはないだろう。
 今季はこれまで16試合を欠場したにも関わらず、
 シーズン200本を余裕で射程距離に捉えている。
 今後は年齢のために何試合かの休息があったとしても、
 140試合以上あれば可能ということだ。

 さらに9年積み重ねれば、それだけで4000本安打。

 打つ度に、様々な記録を打ち立てる。
 最終的に一体どれほど打つのか、一ファンとして興味は尽きない。

 取りあえず、今はあと5本に迫った9年連続200安打だ。

 アメリカのメジャー公式サイトを覗いてみると、
 イチローのこれまでのヒットを振り返る動画がアップされている。

 http://mlb.mlb.com/news/article.jsp?ymd=20090906&content_id=6827058&vkey=news_mlb&fext=.jsp&c_id=mlb
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ハチ公
 今夏のコミケはいかがでしたか?
 今回は落選したため、サークルとしての参加はなく、
 一般として参加していました。
 冬コミには当選したいものです。


 話は変わりますが、先日「HACHI〜約束の犬〜」を見に行きました。
 日本で最も有名な犬の話をハリウッドでリメイクした映画。
 CMや、公式サイトの映像だけでもジンとくる内容でしたが、やっぱり泣けました。

 序盤こそ、洋画らしいシーンが所々にあり、そこに邦画の雰囲気が加わって、ちょっと奇妙な味わいではありましたが、パーカーの死後、駅で待つハチの姿には胸を打たずにはいられません。
 おおよそのあらすじは既に知る所であったため、それらしいシーンを匂わせる場面の冒頭になると、それだけで涙が……

 プログラムに、ハチは「幸せな犬だった」と書かれており、これがどういうことか最初はよくわからなかったが、最後まで見ると、確かにハチは「幸せな犬」であったと思えます。
 駅の人々が見守っていたため、
 最期まで、帰らぬ主を待ち続けることができたのだから……

 パーカーを演じるリチャード・ギアの演技もあって、
 物語は悲しいけれど、全体的に温かで優しい映画でした。
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